はい2人ともその通り!!今回は漫画の「絵」について
語らせていただきます。
しかしまず初めに、プロを目指すわけでは
ない方にお伝えさせていただきます。
漫画を趣味や遊びで描く場合は
もう思いつくまま気の向くまま
楽しんで描きましょう。
絵なんて下手でかまいません!
好きなことを好きなだけやる、
漫画の場合は描く!
これはプロの人もシロウトの人も
同じです!
もっと言えば、現在プロとして
活躍されている作家の方々の多くは、
最初は絵を描くことが大好きで、
そして漫画も大好きで、だから
自分の好きな作家さんの絵を
沢山まねして描きまくってました。
仮面ライダーの石ノ森章太郎せんせいや
ドラえもん、オバキューなどの藤子不二雄先生たちも
手塚先生の絵に強く影響を受けたと語ってられました。
北斗の拳の原哲夫先生はアメコミ作家のニールアダムス氏の
絵に影響を受けたとおっしゃってられます。
逆に日本の作家に影響を受けたという
アメコミ作家の方もおられます。
スポーンというアメコミの作者のトッドマクファーレン氏です。
彼は1990年代を代表するアメコミ界のニューエイジと
される一人です。作品は映画化もされました。
彼はデビルマンの永井豪先生の絵に影響を受けたと
言っています。
同じニューエイジにジム・リーという方もおられるのですが
この方も日本の漫画には影響を受けたとおっしゃってられて
そしてこの方の影響を強く受けた方にるろうに剣心の
和月弘伸先生がおられます。そういえばどことなく
和月先生の男性の絵はアメコミタッチなところがありますね。
そしてあのワンピースの尾田栄一郎先生は鳥山明先生を
強くリスペクトされていて鳥山明先生に強く影響を受けたと
公言されています。
ちなみに尾田先生はドラゴンボールに出てくる
ランファンという女性キャラのワキと桃白白の手ばかりを
何度も何度も描いてらした時期があったそうです。
そこまで鳥山明先生の絵が魅力的に映ったと言うことでしょう。
そのとおり!
プロになる方も最初は真似ぶ事から
はじめられたわけです。
そしてそこから自分独自の絵を
どんどんつくられてまた新たな個性的な
絵柄が生まれ、それがまた多くの人々を
魅了して、魅了された人の中から
新たな漫画家の人が産まれてそれらの
人たちがまた新たな絵柄を産み出し
人々を魅了する、
そうして繰り返して漫画は発展し、
世界を幸せにしてきたわけです。
非常に素敵だと思いませんか?
まずは自分の好きな作家さんの絵を真似して描いてみましょう。
もちろんプロになる方は、好きな作家さんの絵を
ただ真似し続けているのではダメになってしまいます。
やはりそこから踏み出して自分独自の絵柄の境地を
開拓してゆく心構えが必要となります。
ですが、遊びで描く方あるいは同人とよばれる
漫画が好きな人々の集まりで自分の作品を楽しんで描くのなら
そこまでの絵柄にたいする追求心はいらないでしょう。
何度も言いますが一般の方はとにかく楽しんで描く、
そして人に見せたりして面白がってもらったり
共に楽しい時間を過ごしたりするという
姿勢でいいと思います。
きっとそうすることであなたの人生の潤いになる
事でしょう。
「漫画にとっての絵」とは、
プロでない一般の方々にとっては面白い、または憧れる、
そして自分もこんなキャラになってみたいという
変身願望をいだく対象なのであります。
あるいは可愛いキャラを愛でたり、時には恋心まで
いだいたりするという夢世界を膨らませるものでもあります。
だからめいっぱい紙とえんぴつで下手でもいいから
思いっきり描いてみましょう。
最初から上手く描くことにこだわらず
のびのびと描く姿勢でいきましょう!
以上が一般の方に対する「漫画の絵とは」の意味の説明でした。
では次に、プロにとっての「漫画の絵とは何か?」を
語ってゆきたいと思います。プロになる場合はただ好きな絵を
好きなだけ描くばかりだけでない試練のような姿勢が
いるのです。
できるだけ多くの人たちが魅力的と感じ、
幸福になれるような「漫画の絵」を描くことが
プロには求められるのですから・・・。