プロとして現在活躍されている方たちの多くが少年時代に
教科書やノートにたくさん落書きをしていて
そしてやがて漫画をノートに書き始め
それがこうじて本格的に漫画を描くようになり
やがてプロへと転身したそうです。
多くの漫画家の方が語っている事です。
ただやる気だけでプロにはなれません。
彼らは先達の教えを学びとり、
そして自分でも考えそして
たくさん新たに漫画の描き方を
編み出してそれを駆使して
成功したわけです。
すばらしいです!
ちなみにこのサイトでは、
プロを目指しているひとだけを
対象にしているわけでは
ありません。
シロウトの人も「描いてみたい!」という
気持ちを大切にして描いていただきたいと
考えてこのブログを書いています。
そうした人たちにもその気持ちを実現できる
ようになることを目指して書いています。
ゆえにプロの方たちはどうかご容赦下さい^ ^;
ではえんぴつを持ち紙に向かって
あなたのやる気をぶつけてみましょう!
もちろん好奇心も必要ですが
漫画を書こうと言う人に好奇心のない
人はいないでしょう。
描いているうちにどんどん好奇心や
わくわくが大きくなってゆきますように。
まずは何でも良いのであなたの描きたいモノ
あるいは好きなモノ、あるいは人や漫画の
キャラクターたちなどをたくさん描いてみましょう。
ドラゴンボールの鳥山明先生は子供の頃から
絵を描くのが好きだったそうですが
彼はひとつのクセがありました。
それは自分が欲しくなった物が手に入るまで
ひたすら紙に欲しいものを描きまくったそうです。
そのうちにどんどん絵がうまくなっていったそうです。
海月姫の東村アキコ先生も好きなクラゲを
学生時代に描きまくって、友達に自分が描いた
クラゲの絵をあげたりしていたそうです。
みなさんも好きな物を沢山描きましょう。
漫画は好きな人や物を描いて話を作るのですから
好きな物を沢山描いておまけに絵まで
上手くなるのなら言うことありません。
もちろん漫画は話の構成上、自分の嫌いな物や人も
描かねばならないこともありますが誰でも
まずは好きな事や好きな物から始めるのが基本だと思います。
思いっきり楽しみましょう。
「絵は上手く描けない」という人も大丈夫!
描いているうちに上手くなります。
好きな物をどんどん描いていれば
そのうち「もっと上手く描けたらいいのに」
と欲が出てきます。
そうなると自分で本を買ったりネットで調べて
絵の描き方を学ぶようになります、自然とそうなります。
大事なのは、「上手い絵を描く」ことが
目的ではなく「好きな物を描く」ことが
一番大事であり、そして好きな物を
「上手く描きたい」
「だから上手く描けるようになろう」と
意識を持つことが重要なのです。
上手い絵を描くこと、画力を高めること自体が
目的となってしまうといずれ絵を描くことの
楽しさを失ってしまい、画力はあっても
魅力のないモノを描くひとになってしまいかねません。
好きなモノに魅力を感じているのならその魅力を
引き出すのが画力なのです。好きなモノを魅力的に描けたなら
うれしいという人が本当に伸びるのです。
そしてそうして描かれた絵は自分にとって魅力的なだけでなく
見る人にも魅力的に映ります。
自分の好きな物や
キャラクターに感じる魅力を引き出すのが
画力なのに「絵の上手い自分に喜びたい」と
言う意識になってしまったら
好きな漫画を描くことをどんどん忘れ
「絵は上手くても、キャラやモノに魅力がない」
という漫画を描く人になりかねません。
「好きで描くモノをより魅力的に魅せたいから
そして見たいから画力を磨く」という
意識と姿勢をプロの中の、
【本当の意味で絵が上手い人】はもっています。
画力だけなら手塚先生や鳥山明先生たちより
上手い人はいるでしょうが先生たちのように
魅力的な絵でないという漫画家の人は
いると思います。
好きなモノにたいして感じ受けているものを
己の感受性にのせて魅力的に描こうとするからこそ
プロの先生たちの絵は先生たちの個性が
乗り移り、独創的にうつるのです。
まさにそれこそが漫画の絵であり
写実画とは異なってくる点なのです。
さあ、めいっぱい好きなモノやひとを
楽しみながら紙に描いていきましょう。
もちろんパソコンをもってらっしゃるかたなら
ペイントソフトなどで良いと思います。
えんぴつでなくてもクレヨンや筆でも
かまいません。ようは好きなモノを好きなように
好きなだけ描けば良いのです。
さあやってみましょう!